【荳ふく日記】日常に小さな魔法をかける文具③|魔法の杖のような相棒「ハリーポッターとサラサグランドコラボ」のレビュー

本記事はアフィリエイト広告ほかPR広告を含みます。

こんにちは、荳ふくろうです。

数日前、3年間愛用しているサラサグランドのペンについて綴りました。  
アクセスくださった方々ありがとうございます。
▼関連記事

クラシカルなペン「サラサグランド」との出会い

2025.11.30


ハリーポッターとのコラボモデルが発売されたと知り、久しぶりにボールペンを購入しました。


少し日にちが開きましたが、今回はその「ハリーポッター×サラサグランドコラボ」について、
「魅力的に感じた点」
「少し残念に感じた点」
について綴ります。
※あくまで、一個人の感想です。

なお、荳ふくろうは別メーカーのインクを入れ替えて使っています。  
次回の記事では「互換インク」についても触れる予定です。


■ハリーポッターコラボと販売店


「ハリーポッター サラサグランド  」
価格:2,200円  
色展開:5色 (ホグワーツ城1色、各寮イメージカラー4色)  
インク:0.5mmゲルインク (ビンテージカラー)

販売は、
実店舗では一部の文房具店、
通販では、楽天・Yahoo・Amazonなど
で取り扱いがあります。
(ほか、ブログ記事時点では通販のロフトは完売、通販のヨドバシカメラはハッフルパフのみ在庫あり)。

ただし、実店舗での展開はまばらな印象です。

荳ふくろうの近所の文具店や文具コーナー併設の書店では見つからず、結局通販で購入しました。  
同じような方が多いのか、通販ではすでに完売している店舗も見かけます。

とはいえ、実店舗にはまだ在庫がありそうです。 
たまたま12月4日(2025年)、少し離れた病院への通院帰りに立ち寄ったショッピングセンターでは、本屋さん併設の文具コーナーに全種類の在庫が揃っていました。  
ロフトではホグワーツ城デザイン(黒)のみ完売していましたが、他の寮デザインは在庫がありました。

ちなみに、サラサクリップ(お手頃価格のシリーズ)は本屋さんに全種揃っていました。ロフトでは一部欠けがあった記憶です。

サラサグランドは価格的に少しお高めなので、もし時間に余裕があれば、実際に店舗で手に取って選ぶのもおすすめです。  
“相棒になるボールペンを探しに行く”ということも、きっと素敵な思い出になる気がします。

ロフトや文具専門店よりも書店併設の文具コーナーのほうが文具目当てで来る人が少ないからか、穴場な印象でした。  
どこの店舗でもカラー欠けが出始めていると思うので、事前に店舗に問い合わせておくと安心です。



■購入したのはレイブンクロー


荳ふくろうが選んだのは、レイブンクローのデザインです。

理由は、仕事がクリエイティブ系ということもあり「独創性」を象徴するレイブンクロー生のようになれたらいいなという思いからです。  
もともとネイビー系のボールペンを探していたこともあり、ちょうどよいタイミングでした。

それに、ハリーポッターの登場人物の中では"ルーナが一番好き"というのもあります。


■パッケージは…ちょっと残念


「コラボなら、きっと特別感のあるパッケージに違いない!」  
そう思った方には、少し残念なお知らせです。

元々サラサグランドのパッケージは、価格のわりに簡素というか控えめというか…正直なところ微妙です笑


前回の記事でも触れましたが、ペン本体の高級感に対して、パッケージはややチープな印象なんです。
ペンは素敵なのに勿体ない!

とはいえ、パッケージに印刷されているインク見本と実際のインク色はほぼ一致しており、選ぶ際の参考にはなります。
(インクのカスタムについては、次回の記事でご紹介します)

贈り物として考えている場合は、中の紙は残して、別途ペン用のギフトボックスに入れるのが良いかな?
▼300円以下の手頃なものを探してみました[楽天PR]


■ペンの外観。クラシカルでレトロな佇まい

パッケージに少し落胆しましたが、ペンそのものはとても魅力的です。


レイブンクローのデザインは、くすみを帯びたネイビーにパールのような質感があり、星空を思わせる上品なカラーリング。  
後日、店頭で他の寮デザインやホグワーツ城モデルも見ましたが、どれも素敵でした。

一番人気はホグワーツ城のシンプルな黒かもしれませんが、個人的には寮デザインのほうが個性があり、愛着が湧きそうに思いました。

各寮カラーのペンには、ゴールドで寮のロゴがさりげなく印字されています。



よほどフォーマルな場でなければ、ビジネスシーンでも使えると思います。  
学生さんなら、勉強のモチベーションが上がりそうです。
自分も学生の頃に欲しかった…眺めるだけで勉強しないだろうけど…笑

ちなみに、レイブンクローのロゴは映画版に準拠しており、カラスが描かれています。


原作では鷲がモチーフなので、こだわりのある方は少し違和感があるかもしれません。  
ただ、デザインとしてはとても魅力的で、書く時間が楽しくなる一本です。


■持ち心地


金属パーツが多いため、一般的なボールペンよりもやや重みがあります。  
2024年のリニューアルで軽量化されたとはいえ、手に取るとしっかりとした重さを感じます。

ただ、旧バージョンで問題だった"ノック時にクリップが当たる"問題は改良されています。

▲向かって左(旧タイプ)と、右(新タイプレイブンクロー)比較。ノック位置が新タイプは高く設定されている。

ほか、グリップ部分も金属製なので、書き癖によっては長時間の筆記で疲れを感じるかもしれません。  
インクの種類や太さを変えることで、多少は緩和できると思います。


■インク色:ブルーグレー0.5mm


レイブンクローにセットされているのは「ブルーグレー0.5mm」のゲルインク。  
外観と同じく、くすみを帯びた上品なネイビーで、個人的にとても好みの色味です。
自分のスマホではうまく撮影出来ないのが残念です。

ネイビー系のインクは各メーカーから出ていますが、このアンティーク感があるというか絶妙な色合いはあまり見かけません。
荳ふくろうはこの色好きです。

ただし、ビジネスで黒の代用として使うには"薄めに感じる"かもしれません。  
荳ふくろうが以前勤めていた職場(かなり堅めの業種)では、確実に上司から指摘されるであろう色味です。

学業でも、自分用のノートには問題ありませんが、レポートなどの提出物には普通の黒インクのほうが安心かもしれません。

日常使いであれば、
レイブンクローのイメージを残したいならネイビー系の、
アンティークな感じなら、
も、試し書きした際にいい感じでした。

少し辛口になりましたが、これはあくまで“黒インクの代わりとして使う場合”の話です。  
プライベートの手帳や手紙などには、ブルーグレーはとても映えるカラーだと思います。

次回の記事(日程未定)で色見本を掲載予定なので、そちらも参考になったら嬉しいです。


■書き心地

使っている紙との相性か、ややカサついた摩擦を感じました。  
ただ、これは"紙質との相性問題"と、荳ふくろう自身が"手に障害があり筆圧が弱い"ことが大きいと思います。

普段からサラサを使っている方や、筆圧がしっかりある方なら、気にならないと思います。

また、サラサグランドは「互換インクが豊富」なのが魅力のひとつ。  
ゲルインクが合わない方でも、一部メーカーの「油性インク」に交換することも可能です。  
このあたりは長くなってしまうので、次回の記事で詳しく綴ります。


■プリントの耐久性は?


ハリーポッターコラボで気になるのが"プリントの耐久性"。

レイブンクローのペンはまだ新品ですが、3年間使っている別のサラサグランドを見ると、印字が少しずつ薄れてきています。


週1〜2回の使用で、他のペンとぶつからないように収納していても薄まりを感じるので、頻繁に使う場合は注意が必要です。
ただ、数百円のボールペンのプリントよりかは断然剥げにくいです。

プリントを長持ちさせたいなら、ペンケースの素材や収納方法に少し気を配ると良いかもしれません。

塗装自体は比較的きれいに保たれていますが、細かな傷はつきます。  
それを「味」と捉えるか、「劣化」と捉えるかで印象は変わると思います。


荳ふくろうの場合は、

  • ハリポタグッズに強いこだわりがない  
  • もともとネイビーのペンを探していた  

という理由から、
「プリントが剥げても気にならない」
前提での購入でした。

「プリントが消えても、普通のサラサグランドとして使える」  
そう思える方には、気軽に使える一本だと思います。

ただ、ハリーポッターのグッズを大切にコレクションしている方にとっては、プリントの消耗は気になるポイントですよね…。  
価格も少し高めですし、同時販売されているサラサクリップなら、サラサグランド1本分の価格で4色すべて揃えられるので、用途や好みによって選ぶのが良さそうです。


■まとめ


最後の最後でかなりマイナスなことを書いてしまいましたが(開発者さんすみません…)、サラサグランドはプリントが薄れても愛着が持てる魅力のあるペンです。

3年間愛用しているので、これは断言できます!

荳ふくろうは仕事でお客様へお礼のメッセージを書く際に使っているのですが、素敵なペンを使うとより丁寧に字を書こうという気持ちになりますし、何気ない日々の時間が特別なものになります。

「魔法の杖のように、自分だけの相棒になるボールペンが欲しい」  
そんな方には、ぴったりの一本ではないでしょうか。

魔法の杖の芯に様々な魔法生物の素材が使われているように、サラサのインク芯だけでも何種類もあって、
もし、合わなくても他社の互換インクもある。
外観も5色から選べる。  
それだけで、ちょっとした魔法のような楽しさがあります。

ちなみに、ハリーポッターコラボにこだわらなければ、通常タイプのサラサグランドも魅力的なペンです。
 
引用:小川祥雲堂[楽天]

こちらはハリーポッターコラボより、カラー展開が豊富です。

あと、実店舗では少ないですが、通販では文字入れ対応のお店もあります。
文字数制限はありますが、寮カラーに自分の名前や、推しキャラの名前、呪文などを刻印するのも楽しそうです。

こんな風にサラサグランドには、いろんな楽しみ方があります。

個人的すぎるかなり偏ったレビューを長々と綴りましたが、自分と同じようなマグルさん方々の参考になれば嬉しいです。

ちなみに、荳ふくろうにはサラサグランドの純正インクが少し合わないという問題もありました。  
そのため、次回の記事は「サラサグランドの互換インク」について綴る予定です(公開日は未定です)


次の記事はインクを見るのに文字を書く作業があって(手が不自由なので筆記が苦手)時間がかかっているので、綴り終わりましたら「荳ふくろうのX」でお知らせします。

▼関連記事

クラシカルなペン「サラサグランド」との出会い

2025.11.30

筆圧が弱いのが悩み。相棒になるペン探し

2025.12.01


■記事で紹介したアイテム【楽天PR】