【荳ふく日記】日常に小さな魔法をかける文具②|筆圧が弱いのが悩み。相棒になるペン探し
こんにちは、荳ふくろうです。
早いもので、今日から12月ですね。
2025年も残すところあとわずかだというのに、その実感がありません。
今日のブログも引き続きボールペンのお話です。
※いつもの植物記事はまた後日綴る予定
前回の記事では「ハリーポッターコラボのサラサグランド」と旧仕様の「サラサグランド」比較するために、先に限定品の「アンティーク」について綴りました。
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その中には「筆圧が弱くて文字を書くのが苦手」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
荳ふくろうもその一人です。
「か弱い人」「小さなお子さん」「高齢の方」
など、体質や個性として筆圧が弱い方もいると思いますが、自分は少し事情が違うかもしれません。
「手に軽度の障害」があるからです。
書くのが苦手というより、痛みがあって
“長時間ペンを持つことができない”
んです。
「文字や絵は描けるのに、ペンが長時間持てない」
──そんな人、なかなかいないですよね…。
だからこそ、周りに信じてもらえず、日々辛い思いをしてきました。
ハリーポッターの世界のように魔法が使えたら、どんなにいいか…
「魔法の杖みたいな、よき相棒になってくれるペンと出会いたい…!」
それで2年ほど前に文具を買い漁っていた時期がありました。
パソコンやスマホが発達しても、生きている限り筆記を避けることはできないと感じていたからです。
その頃の記録が写真に残っていたので、整理のためにこのブログにも残しておこうと思います。
前回のサラサグランドの紹介とは少し逸れた内容になりますが、自分のように筆圧に悩みのある方には、何か参考になるかもしれません。
ちなみに、一部サラサグランドと互換性のあるインク(シグノ、ユニボールワン、エナージェル)もあります。
(検証記録データ:2022年9月)
※古い記録のため、製品の仕様が変更されている可能性があります。
■筆圧が弱い自分がペン探しで優先している点
ボールペン選びで重視しているのは、以下の3点です。
- 書き心地が滑らか(筆圧がなくても書ける)
- 速乾性がある
- 0.5mmの太さ
今回は検証条件を揃えるため、ゲルインキのみを集めました。
0.5mmにこだわっているのは、筆圧が弱い自分は0.4mmではかすれてしまうからです。
無理して書くと手が痛くなるし、かといって0.7mmだと小さい文字が書けないので…。
■比較したボールペン6本
上から、
- ユニボールシグノRT1 (0.5mm) 黒[楽天PR]
- ユニボールワン (0.5mm) 黒[楽天PR]
- エナージェル (0.5mm)黒[楽天PR]
- ボールサインID (0.5mm) カシスブラック[楽天PR]
- ジュースアップ (0.5mm) クラシックグロッシーブルー[楽天PR]
- サラサ (0.5mm) レッドブラック[楽天PR]こちらは廃盤なのでリニューアル商品へのリンク
下の3本はニュアンス系のブラック。
お客様宛の仕事用は、色味を感じられる方が目に留めていただきやすいので、こういったニュアンスインクも探していました。
■書き心地
手が不自由なので字が下手です。
読みづらいのは多めに見て頂けたら助かります!
ゲルインクなので、基本的にはどれも書きやすいです。
ただ、ボールサインIDだけは筆圧を込めないと、かすれる感じがありました。
■速乾性(乾きやすさ)
書いたあと、擦ってみました。
(ペンごとに文字を書いたあと、同じ秒数待ったあと指で擦る)
分かりやすく差が出ています。
速乾性があるのは、ユニボールワンとエナージェル。
それ以外は、書いたあとに擦ってしまいます。
仕事柄、小さな紙に書くことが多いので、速乾性は必須です。
乾くのが遅いペンは、あまり使っていません、というか使えません。
お客様宛の書類だと、見た目が悪くなると書き直しになることもあるからです。
文字を書くたびに手に痛みが走ることもあるのに、書き直しとなると余計に負担がかかってしまって…。
ボールサインIDは色が好きで、ティッシュで押さえながら我慢して使っていましたが時間がかかり過ぎて結局使わなくなりました。
仕事では、エナージェルのニュアンス系の黒を使っています。
■記録のまとめ
筆圧が低くても書きやすいゲルインクボールペン(速乾性重視)。
個人的には、
- ユニボールワン (0.5mm) 黒
- エナージェル (0.5mm) 黒
この2本が使いやすいと感じています。
この中では"エナージェルが筆圧が弱くても書きやすい"気がしました。
だからか日本よりも万年筆文化のあるヨーロッパで人気があるみたいです(筆記体を書く際に滑らかだから)
もちろん、使う紙の質やサイズによっても変わると思います。
紙の質によっては、速乾性がないと思っていたペンでも擦れない場合もあるし、大きな紙に横書きなら気にならないこともあります。
あと、これは2022年時の記録なので、もしかしたらリニューアルされている場合もあるかもしれません。
そもそも、自分のように手が不自由な人は少数派で、筆圧があればもっと選択肢が広がるとも思いますし。
とりあえず、今はこの2本をメインに使っていこうと思います。
ちなみに、この2本はサラサグランドと互換性があります。
それも含めて、後日サラサグランドとインクの互換性について綴っていきます。
(植物記録の記事なども綴りたいので、少し間が空くかも)
次の記事は「ハリーポッターとサラサグランドのコラボのレビュー」です。
12月6日か7日の夜にUP予定です。
■今回の記事で紹介したボールペン








