【荳ふく日記】アジサイを水差し室内で1年間放置→花が咲いた
こんにちは、荳ふくろうです。
以前の記事で「手をかけた植物より放置気味のほうが育つ」という話をしました。
▼過去記事
その中でも突出した猛者が現れました。
「アジサイ」です。なんとお花を咲かせました。
1年間"水のみ肥料なし"です。
冬には室内で落葉(水中で冬越し)しています。
咲かせたのは両性花(本来のお花)のみ。
アジサイのあの花びらみたいなのは装飾花でようは飾り、小さく目立たず咲くのが両性花です。
水差しでは装飾花はつけませんでしたが、ベランダのアジサイが"花芽の9割が春の寒戻りでダメになった"ことを考えると、自分の中では驚きでした。
ちなみに本来の花姿(ベランダ株)はこんな感じです。
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| ▲2025年に咲いたお花 |
品種はPWの「タイニータフスタッフ」という、四季咲きのヤマアジサイです。
放置というとヒドいように思われるかもしれませんが、好んで放置していたわけではありません。この株が予想外だったんです。(水はこまめに替えていました)
元々は「切り花」にしていて、1週間ほどで処分する予定でした。
経緯はこうです。
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◆昨年
【2024年 梅雨☔】
ベランダのアジサイを「切り花」にしよう。
(水揚げもしてないので、すぐ萎れるだろう)
↓↓↓
【2024年 7月🍉】
「切り花」が長持ち、そのままにしておく
(萎れたら処分しよう)
↓↓↓
【2024年 7月末☀️】
根が…!?ど、どうすれば!?
(ベランダにも植える場所がない…)
↓↓↓
【2024年 秋🍂】
根が広がってる…頑張ってる。
あぁ、可哀想で捨てられない…
一応、花も保ってるし…
(冬に自然に枯れるのを待とう)
↓↓↓
【2024年 12月⛄️】
落葉。でも根がレースみたいに繊細で綺麗。
もう少し置いておこう。
(流石に水の中で冬越しは無理だろう…)
↓↓↓
◆今年
【2025年 春🌸】
えっ、芽が、芽がぁーー!!!
(ラピュタのムスカ大佐風)
↓↓↓
【2025年 6月現在☔】
花まで咲いた…
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と、いうわけです。
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| ▲2025年春の様子 |
元々は"切り花"としてベランダの見頃を過ぎたアジサイを飾ってたんです。
根が出た場合は"鉢植えにする"のが一般的ですが、既に親株の同じ品種があることや狭いベランダでは置き場がありません。悩んでいるうちに冬を越し、今日まで来てしまいました。
購入当時、品種タグや購入した園芸店サイトにも「登録品種」出願中とあった気がするので、メルカリでお譲り先を探したり、無料で知人にあげたりも難しいです。
※「登録品種」とは種苗法により保護されている植物で、許可なく販売・譲渡・増殖することは原則禁止されています(自宅個人で楽しむための挿し木はOK)。"植物界の著作権"のようなものです。
近年はフリマアプリ等を通じて"知らずに権利侵害に関わるリスク"もあります。PWの品種の多くが登録されているため、購入は公式ショップや園芸店がおすすめです。
本来ならベランダで育ててあげたいところですが、どう考えても置き場がありません。
"日当たりが足りないベランダ"に株を置くということは、
=他の植物の場所を奪う
ことになります。
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| ▲今でも日当たりが足りず、徒長気味の植物達(2025.6月初め) |
その様子を見て癒しのベランダなのに現実社会のような"日向の取り合い"になるのは悲しいです。
過去に植物を増やし過ぎたとき、その状況が苦しかったです。
でも、このまま育て続けるのも…
「処分するかどうするか…」
そろそろ覚悟を決めるときが来たかもしれません…
…
…
…
…
…
…
「ハイドロボールで育てます!室内で!」
アジサイの長期間の室内栽培自体あまり聞かない上(開花時期だけ一時的に置くならある)、ハイドロボールとなると皆無だと思います。
開花には"ある程度の日当たり"と"冬の厳しい寒さ(5℃以下)に当てること"が必要だからです。
ってことは、我が家は冬の屋外並みの寒さってこと…?
でも、隣に置いていたヒメモンステラが枯れなかったから(耐寒10℃程度のはず)、ここの辻褄がよく分かりません。
装飾花が咲かなかったのは肥料や日当たりじゃなくて「寒さ不足」という可能性も出てきました。
問題の室内での置き場不足ですが、現在この家で育てている3分の1の植物は「実家の母用」です。
母が引き取ってくれれば、アジサイの置き場程度は確保できると思います。
ただ、冒頭のブログの通り、母が引き取り拒否した植物もあるので、なるべくコンパクトにしておいたほうがいいかもしれません。
とりあえずは室内で、
- ハイドロカルチャー(ハイドロボール栽培)
- 水差し栽培(現在と同じだけど、肥料などをあげる)
の2種類の育成方法で育てる予定です。
花は期待できないかもしれませんが、葉を観葉植物として楽しめたら気にしません。
材料は今から揃えるので、
- 通常の観葉植物と違うこと
- 参考にできる過去の事例が見つからないこと
- どういう器にするか(冬の落葉時、水加減のしやすさ)
- 室内環境との相性
もあるので、器探しや育成方法の思案に時間がかかる気がします。
だいぶ先になりそうですが、ブログでも記録したいと思います。
頑張って生き抜いているアジサイ。
もうしばらくはこのまま見守ります。
■今日の植物紹介
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