【荳ふく日記】お花屋さんで根腐れしてたフィカス・ティネケ|救出作戦

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こんにちは、荳ふくろうです。

お花屋さんで『フィカス・ティネケ』を見つけました。

が、タイトルのとおり「根腐れ」しています。

それを分かったうえで、今回お迎えしました。


フィカス・ティネケを探していた理由は、実家の母から「おすすめのゴムの木はないか?」と聞かれ「斑入りはどうか」とアドバイスしたのがきっかけでした。

実は母はゴムの木類が好きではありません。

ですが、モンステラやポトスなど初心者向けの植物を枯らしたと泣きつかれ「サトイモ科以外にしたら?」とアドバイスすると興味を持ち始めたようです。ポトスは枯らす母ですが、胡蝶蘭やシェフレラは上手く育てられているからです。


だけどゴムの木特有の「暗い緑で葉が厚いのが嫌」という母に勧められる品種が思いつかずにいました(自分が育てているベンガレンシスを勧めたけど反応薄かった…可愛いのに)

明るい葉色のウンベラータアルテシマなども考えましたが、実家では日の強さが足りず成長も早い品種なので徒長するのが目に見えています。

それで思い出したのがフィカス・ティネケでした。

ティネケは斑入り品種なので日当たりが必要な品種ではありますが強い光だと葉焼けしやすいです。「弱い光だけど常に明るい窓辺(実家の環境)」なら、試してみる価値がある気がしました。あとゴムの木の中では成長がゆっくりな部類に入ると聞いたので、徒長してもウンベラータよりかは目立ちづらい気もしました。

あとなんと言っても柔らかいトーンで新芽がピンクになるところは母好みに近いと感じました。

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そんなある日、近所の花屋さんで偶然フィカス・ティネケを見つけました。  

が、見るからに根腐れしています。

ふだんなら弱っていそうな株は敬遠します。自分のような素人じゃ回復が難しいからです。

ただ気になったのは、母がちょうど欲しがっていたタイミングでこの株に出会ったこと。何より、このまま誰にも選ばれずに枯れる運命かも…と思うと余計に気にかかり、引き寄せられるようにレジへ向かっていました。

■予感的中。深夜のレスキュー作戦

【植え替え日:2025年6月23日】

持ち帰ったティネケは葉だけ見れば一見元気そうに見えます。

が、根元にはカビのようなものが生えており、よく見るとカイガラムシのような害虫まで…!  

「これは…予想以上にヤバいかも。どうしよう…」  

翌日の明るい時間に作業するつもりが、居ても立ってもいられず、夜中に植え替えスタートです。


輪ゴムで留められていたオアシスは簡単に外せました。  割れ目から根を見るとが全体的に黒く根腐れしています。

中を見てみると、案の定、真っ黒な根とヌルヌルとした茎。まさに典型的な根腐れ状態。  

あと、根もあまり育っていないように見えます。

一瞬「オアシスの黒いクズかも」と淡い期待を抱いて水で洗うものの、やっぱり腐敗は確定的でした。

正直、「よくこの状態で売ってたな…」と驚きました。根を覆って輪ゴムで固定されていた時点で、店員さんも気づいていたかもしれません。素人の私でも違和感を覚えたくらいです。


ただ、選んだのは自分。覚悟していたとはいえ、改めて気を引き締めて処置に入ります。


■応急処置

まずは、消毒したハサミで腐った根をできる限りカット。  


幹を見るとスパっと切ったあとがないので、挿し木ではなくメリクロン(組織培養)の苗のようです。

上手く育てたら太るかな…?


カイガラムシには食器用洗剤を薄めた水に沈めて対応。

ただ、その影響で、一部の葉が傷んでしまいました。

スパティフィラムはこの方法でも痛みがなかったけど、フィカス・ティネケには向かないかもしれません。

▼過去記事

ダイソー観葉植物|スパティフィラムを半水耕栽培で育てる

2025.6.11(荳ふく日記)


でも、そのまま作業を進めます。

根がほとんど残っていない状態だったので、少しでも株の負担を減らそうと、葉をカットしました。  

蒸散を抑え、水分を保つための判断です。

カビていた部分には消毒を施し、その後、浅めのグラスに移します。

本来なら根は諦めて茎だけで水差ししたほうがいい気もしますが、メリクロンっぽいので出来れば根元は残したいです。

果たして、大丈夫なんでしょうか…

水は毎日交換し、清潔を保つよう気をつけます。


■翌日、発根の気配が

翌日の様子です。

発根しそうな気配があります。

写真では分かりづらいですが、所々に白い根の先端がで始めています。

ポトスとかでもここまで早かったことはないので、恐るべきゴムの木の生命力。

上手く回復できれば実家でも育つかもしれません。


でも、油断は禁物です。

もし数日様子を見て状態が悪化するようなら、

思いきって上部をカットし、健康そうな部分だけで再チャレンジ

するつもりです。


“枯らす覚悟”で連れ帰ってきたティネケ。  

だけど今はもう「なんとかして生かしたい」と願う気持ちの方がずっと強くなっています。  

がんばってね、ティネケちゃん。


■お部屋で「フィカス・ティネケ」を育ててみませんか


▼今回ご紹介した苗より大きめですが、ある程度サイズがある方が育成に失敗しづらいです




▼お部屋のアクセントにしたい場合は、ある程度サイズがあるほうが華やかです。(株が小さいと葉も小さいので、サイズがある方が見栄えがします)


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