【荳ふく日記】母への贈り物「アグラオネマ・カムライトン」|ハイドロボール栽培

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こんにちは、荳ふくろうです。

体調不良でブログ更新が止まっていた間、記録できなかった植物達がいました。

写真も溜まっているので、所々で振り返りながら綴っていきます。

今回綴るのは、母の誕生日用にハイドロボールで育てていた『アグラオネマ・カムライトン』


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少しずつ秋の気配を感じ出した先月のこと。 

10月は母の誕生日でした。

毎年何を贈ろうかと悩むのですが、今年は気持ちが明るくなるような「カラフルな植物を贈りたい」と思いました。

ブログでよく綴っているように、普段から植物選びが苦手な母のために育てやすそうな植物を選定し、我が家で管理して安定したら、母に渡しています。

ですが、基本的には手に入りやすい普及種。

普及種も素敵なのですが誕生日には「特別感のある植物」を贈りたいと思いました。

日々の暮らしに彩りと安らぎを添えてくれるような、だけど管理に気を使いすぎない肩の張らない植物がいいなと。


■華やかな模様のアグラオネマ・カムライトンの魅力

選んだのは、アグラオネマ・カムライトン(Kam Lai Thong)

▲母に贈る前日(2025年10月9日)、育て始めて1ヶ月経ったアグラオネマ·カムライトン

アグラオネマ自体はどこでも見かけますが、このカムライトンは珍しい品種ではないでしょうか。

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アグラオネマ・カムライトンの特徴は、なんと言ってもこの葉色。

一般的なアグラオネマに多いのはレッド〜ピンク系ですが、この株は少しくすみを感じるオレンジ系です。 

個体差もあるかもですが、代表的なオレンジ系品種「アグラオネマ・スターダスト」と並べてみると、スターダストよりもオレンジ味が強い印象です。

▲向かって左スターダストオレンジ、左カムライトン
スターダストはサーモンピンク→朱色に対し、カムライトンはオレンジ味が強く出ている

この「カムライトン」という名前は、タイ語で「黄金の模様」や「吉祥を呼ぶ文様」といった意味があるそうです。

AIに聞いてみたところ「Kam Lai Thong(คำลายทอง)」は、

  • คำ(Kam):言葉、模様、文様  
  • ลาย(Lai):模様、柄  
  • ทอง(Thong):金、黄金

という単語の構成ではないかとのことでした。

※あくまで個人の解釈です。正しいかは不明。


オレンジや黄色味がかった葉は黄金を連想させ、不規則に混ざり合う模様が美しいです。

アグラオネマ自体もタイでは幸運を象徴する植物として親しまれているそうで、贈り物にぴったりだと思いました。

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あと、アグラオネマは寒さに弱い植物ではありますが、それさえ気をつければ育てやすい植物です。

カラーリーフの中では耐陰性も比較的高く、半水耕栽培にも向いているので、母にピッタリだと思いました。

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【購入店】

購入したのは福岡の薬院にある観葉植物店さん(ヤフオク購入)。

店名がなかったのでどこのお店か分からなかったのですが、たまたまThreadsで全く同じ苗の写真が流れてきて気づきました。

引用:ふくおかナビ

▷▷プロウンチューム[Instagram]

▷▷ふくおかナビ紹介記事


看板を出していないお店さんらしく、それでヤフオクにも名前を出していないのかなと思います。

入るのに勇気が必要だけど、こういう隠れ家みたいなお店、なんかいいですよね。


届いた苗は、一般の園芸店では珍しいぐらいに手入れの行き届いた苗でした。

ここのお店の方はかなりの植物好きな気がします。

Instagramを覗いたら、納得でした。

きっと他の植物も大切に管理して販売されている気がしたので、福岡に旅行に行く機会があれば立ち寄ってみたいです。


ほかに、この子はファンの多い近藤園芸さんの苗と知りました。

荳ふくろうは植物ライト層なので名前しか聞いたことがありませんでしたが、株の状態を見るとファンの方が多いのも納得です。

▷▷近藤園芸[Instagram]


■半水耕栽培鉢とハイドロボールへの切り替え

9月に苗を購入した際は土に植わっていました。  

購入店さんがとても丁寧で仕入れた後に育てやすい土と鉢に植え替えられていて、そのままでも良さそうな状態でした。

株の状態が良かったのは、それもあるかもしれません。


ですが、母は土栽培が苦手です。

いくら株の状態や土の質が良くても、慣れた用土じゃないと難易度が上がってしまいます。

それで「ダイソーのハイドロボール(中粒)」を使った半水耕栽培に切り替えました。

土栽培からハイドロボールへの移行は枯れるリスクはありますが、9月の暑い季節だったので上手くいきました。

11月みたいな寒い季節だと、このアグラオネマみたいな高い苗は怖くてできなかったと思います。(するなら春か夏)


鉢は、楽天で購入した、

を重ねて使用しています。  


外鉢カバーには"水を4分の1ほど"入れています。

このまま重ねて使ってしまうと、取り出しづらくひっくり返しそうなので、蘭鉢に空いている穴に三つ編みに編んだダイソーの麻紐を取り付け使いやすくしました。

▲このオーキッドポッド11cm(蘭鉢)の縁には小さな穴が空いています

現在、実家の観葉植物はすべて半水耕栽培。

根の様子を観察しやすく、管理もしやすいので、母にも扱いやすいと思います。

▼過去記事(ハイドロボールの半水耕栽培仕立て)

ダイソー観葉植物|スパティフィラム、実家へ出発。今までの成長まとめ

2025.8.10(荳ふく日記)



■母の感想は…?

約1カ月間、日当たりや水分量に気を配りながら育て、誕生日前に渡しました。

最初に母から言われた感想は、

「変わった葉」

「これ造花!?」

でした。

一緒にいた父は造花だと疑わず、本物だと伝えてもなかなか信用してくれませんでした笑

それだけ葉が綺麗だったということだと思います。

「大切に育てる」と受け取ってくれた母の顔を見て、安心しました。


10月はじめに渡してから1カ月が経ちましたが、今も新芽が出ているようです。  

▲実家に行く前日の様子

電話で「葉が色づいてきて綺麗」と報告をくれるので、気に入ってくれているのだと思います。

ただ、色が変わっても父は未だに「造花みたい」だと言っているそうです笑


あと、まだ新芽が展開してきているそうです。

荳ふくろうの家の他品種のアグラオネマは寒さで成長がストップしているので、少し驚いています。

我が家にいたときも他のアグラオネマに比べて成長が早かったので、生産者さんや園芸店さんの管理が良かったのかもしれません。

特別な贈り物の場合は、購入店選びも重要なんだと実感しました。


鮮やかな色が魅力的なアグラオネマ・カムライトン

明るい葉色の植物は空間を明るくしてくれていると思うと、嬉しく感じます。

母の元でスクスク育ちますように。


【オマケ】我が家にいるカムライトンの赤ちゃん

母に渡すカムライトンをハイドロボールに植え替える際、根が長くて鉢に入らず、一部を切り取って育てていました。  

▲2025年10月9日。植え付けてから約1ヶ月経過。

ゆっくりですが、芽が出てきています。


そして、現在の様子。

▲2025年11月18日の様子。ゆっくりながら成長。

これから寒くなるので不安もありますが、どんな色になるのか、楽しみです。


【関連リンクまとめ】

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▼苗

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▼半水耕栽培

【内鉢】

この記事での使用サイズは11cmです。

【外鉢】

この記事で使用のホワイト以外にも沢山のカラーがあります。
使いやすそうな色を貼っておきます。