【荳ふく日記】ダイソー観葉植物|水調整が難しい。植え付け1ヶ月後の半水耕栽培スパティフィラム
こんにちは、荳ふくろうです。
茹だるような暑さに、溶けそうになっております。
以前の記事でご紹介したダイソー観葉植物の「スパティフィラム」。
▼過去記事
ハイドロボールでの半水耕栽培を始めて1ヶ月以上が経ちました。
お家にも慣れてきて、活力剤や肥料もあげ始めています。
秋には実家に旅立つ予定ですが、それまで気まぐれに記録をしていこうと思います。
セリアとダイソーの100均アイテムで自作した「半水耕栽培ポット」の使い心地も綴ります。
■株の様子(2025.7.18記録)
まずは"葉"を見ていきます。
ほんの少しボリュームが出てきました。(鉢カバーは外して写真を撮りました)
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▲2025.6月3日の植え付けから1ヶ月以上経過したスパティフィラム |
植え付けから2週間頃ぐらいまでは若干葉が下がっている印象がありました。
3週間ぐらいからちょっとずつ葉に力が戻ってきました。環境になれたのか新しい根が成長し始めたのかなと感じました。
夏なのもあるかもしれません。
根元に注目です。
新芽が沢山出てきました。
根が元気に動いている証拠です。
しかし、問題もあります。
"葉が小さい"んです。
植え付け翌日から新芽は動いていて、
- 小さな葉「この家に来る前に形成されたもの」
- 中ぐらいの葉「この家に来てから形成されたもの」
です。
植え付け1ヶ月ぐらいは小さな葉ばかり出てきていました。あと丸まっているのはストレスか水不足か栄養不足か…心当たりがあり過ぎて分かりません。
少し前ぐらいから大きなピンとした葉が出てくるようになりました。
今も葉は小さいですが、徐々にサイズアップしてきている気がします。
有機質用土からハイドロボール栽培に切り替わった時点で栄養不足なのは確実なので、4週目を過ぎた頃から肥料をあげ始めました。後述します。
次は特に気になる"根の様子"。
穴の隙間から健康的な根を見ることができます。植え付け直後より広がりました。
こんなに水に浸かっていたら"根腐れ"しないか心配していました。土栽培だった苗なので余計にです。土から水耕栽培の移行って失敗しやすいっていいますよね。
セリアのえんぴつ立てを使った底穴がないタイプの内鉢なので、スパティフィラムは可能でも他の土栽培からの植物の場合は結構リスキーかもしれません。(元々水耕栽培の苗なら、水量次第で大丈夫かも。)
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▲底から見た根の様子 |
元気そうな根ですが油断は大敵なので、注意深く見守ります。
■夏のお世話
【水管理】
週に2回ほど水を変えています。
水管理には、めちゃくちゃ悩んでいます。
一般的な方法だと、水切れを起こしたみたいにグッタリしてしまうんです。
通常のハイドロカルチャーの栽培方法にならい、水量は3分の1〜4分の1を基準にしていました。
そして、水が根に浸からない直前ぐらいまで水が減ったら、また3分の1に水量を戻していました。
水が減る習慣がないと根腐れしそうだからです。
が、これだと頻繁に葉がダランと垂れ下がりグッタリしていました。水がなくなったわけじゃないのに何故?という感じです。
そんなときは一時的に半分まで水量を上げ水を吸わせ、2日後に3分の1〜4分の1まで水位を下げていました。
正解かは不明ですが、元気を取り戻してくれているので、正解?なのかなぁ…かなり水をあげている状態なので不安です。
このセリアのえんぴつ立てを使った底面給水鉢はお水の管理は難しいかもしれません。
水量が分からないと、実家の母にこの子を渡すことが出来ないので、もう少し様子見です。
ほかのお手入れは、水換え時にハイドロボールの上から水をかけ汚れを落としています。
【肥料】
肥料は2種類を併用しています。
交互に週1回、間隔を2〜3日開けながら、貯めた水に5〜3滴ほど垂らしています。(水量で変えています)
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草花肥料 週1回
↓↓↓
水換え 普通の水 2日間
↓↓↓
活力剤 週1回
↓↓↓
水替え 普通の水 2日間
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を繰り返えすイメージです。
合っているかは、正直まだ分かりません。
散布はこのキュートという肥料は通常根元に直接かけるみたいですが、なんとなく怖くて水に溶かしています。
薄い?と思いつつ、濃いと枯れてしまう場合があるので、株の様子をみながら量を調整していこうと思っています。
この肥料選びにもとても悩みました。
スパティフィラムは花を楽しむ植物なので、観葉植物用ではなく草花用の肥料が推奨されていたからです。
でも水耕栽培で草花用ってどれ使えばいいか分からなかったんですよね。観葉植物の肥料は基本「葉」の育成メインの配合なんです。
だからといってベランダの苗に使っている定番の"ハイポネックス原液"は水耕栽培用に薄めるのが難しそうだし、何より水量を測り混ぜるタイプは、忙しくズボラな私にはハードルが高いです。
だから、正解か分からないけど普段使っている観葉植物用のものと同シリーズのものを買いました。
微妙なら、別のを使うかもしれません。
■自家製100均半水耕栽培の現時点での感想
【メリット】
・水のやり忘れの心配が少ない
・根が見えるから、変化に気づける
・清潔
【デメリット】
・水加減が掴みづらい
・容器も掴みづらい
・肥料加減が難しい
・冬など寒い季節が未知数
▷▷100均アイテムだけで作る底面給水ポットの作り方はこちら(過去記事)
メリットはなんといっても水やりの忘れの心配がないことだと思います。
何度も厚さや持病から来る体調不良でダウンして植物のお世話どころじゃない日がありましたが、そんなときでも水切れしずらいのは助かりました。
あと、クリア鉢なので、根の様子が分かるのは安心でした。
デメリットは水加減。
これについては植物の相性と慣れもあるかもしれません。
一般的なハイドロボール栽培(空き瓶などにハイドロボールを入れて水を貯めて育てる)だと、水量は容器に対し1/3〜1/5ぐらいだとされています。
実際、荳ふくろうが育てている他の半水耕栽培の植物はこれを基準に育てています。
なのでスパティフィラムも水量1/3〜1/4で始めたのですが、この子にはお水が足りませんでした。
現状は悩みつつも水量を半分まで入れて、1/4切ったぐらいで水換えしています。
とにかく根腐れが怖いので恐る恐るです。
スパティフィラムは水が好きとはいえ、不安があります…
夏場であることやカーテン越しの窓際であることも理由なのかなと思ったり、分からないことだらけです。
さすがに冬にはこの水量は多過ぎる気がするので、涼しくなったら徐々に減らしていく予定です。
性格が掴めそうで掴めない。半水耕栽培のスパティフィラム。
まず枯らさないようにすることが第一関門ではありますが、実家に旅立つ頃までには立派な株に育てたいです。