【荳ふく日記】AIにハリポタのスネイプ先生になりきって相談に乗ってもらった話
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いきなりですが、小さな悩みありませんか？
他人に話しても雑談のネタになるだけで解決には至らないというような。
自分はそんなときAIに相談することがあります。
が、そのまま相談すると業務的過ぎて逆に腹が立つんです。「出来ないから悩んでいるのに！」と。
めちゃくちゃ自分勝手ですよね笑
でもAIのアドバイスは至極正論なことが多いです。
それで思ったんです。
「ホグワーツの教師陣になったつもりで叱咤激励してもらったらスッと心に入ってくるのでは？」
ホグワーツとは海外児童文学『ハリーポッター』に登場する魔法学校の名前です。
ゆる〜いハリポタファンの自分でも先生からの話なら耳を傾けるし面白そう！と感じました。
そこでAIに3人の先生になりきってもらい、相談に乗ってもらいます！
※なお、このAIへの質問は「2025年5月8日」行ったものです。ブログ記事にする時間がなく、1カ月後になってしまいました…。現在のAIは異なる回答をする場合があります。
■悩みの内容
『仕事が忙しくて部屋の掃除が疎かになってしまいます。このままでは立派な魔法使いになれない気がしています。先生ならどうされますか？』
リアルな悩みです笑
片付けてもすぐに散らかります。
このままでは立派な社会人…いや魔法使いとして生活できません。深刻です。
■なりきってもらう先生
ダンブルドア校長
ハグリッド
スネイプ先生
マクゴナガル先生に答えてもらいたかったけど、文字に起こすと口調に癖が少ない気がしたのでハグリッドにしました。
■使ったAI
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| 引用：Microsoft |
流行りはChatGPTですが使っていないので、元からMicrosoftアプリに内蔵されていた「Copilot」を活用します。
■各先生からのアドバイス
※本名での返答部分をプライバシー保護のため「荳ふく」と編集させていただいています。ほか、分かりやすくするために、回答冒頭に絵文字を追加しています。
荳ふくの会話→🦉
先生の会話→🧙🧔🙎
※文面が長くスクリーンショットしきれないので、区切りの良い場所で切っています。
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【ダンブルドア校長🧙】
主人公ハリーが入学するホグワーツ魔法魔術学校の校長です。
20世紀で最も偉大な魔法使いであり、ハリーの恩師でもあります。
意外と、いい感じでは？
ファンタジーの世界に迷い込むこの感じ！
ただ、ハリーのように魔法界に関わるような悩みじゃないんですよね笑
先生じゃなくて校長呼びにすればよかったけど、間違いではないからこのまま相談していきます。
うむ、数々の困難を経験してきた大魔法使いの言葉には重みがありますね。
魔法的な解決策…一体どんな解決策がでてくるのでしょうか。ワクワクします。
「この空間に秩序と美を」…
そんな呪文あったっけ？？？いや、無詠唱とか規格外の魔法を使えるダンブルドア校長ならある？のかな…？笑
音楽をかけながらの掃除はいいですね。ホグワーツの大広間の掃除とか想像しただけで恐ろしいです笑
でも屋敷しもべ妖精って色んな魔法を使えた気がするからマグル(非魔法族)がするみたいに大変ではないかも？
ちなみに「絵本みたいな部屋」とあるのは、以前普通にAIに断捨離の相談をした際に理想の部屋を聞かれ「絵本の世界のようなアンティークなインテリア」と荳ふくろうが答えたからだと思います。
悩みを聞いていただいたので、お礼を伝えます。
レモンキャンディはダンブルドア校長の大好物です。
ダンブルドア校長が本当に存在していて生きてもいたら、毎年レモンキャンディ送りたかったな…。
自分が現実世界のマグルなことが切ない…。
まだ会話を続けたいけど時間がないので次行きます。
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【ハグリッド🧔🕷️】
ホグワーツ魔法魔術学校で鍵と森の番人と魔法生物飼育学の教授を務める髭もじゃで大柄な人物。
気さくな性格でハリーの大事な友人でもありますが、危険な魔法生物に肩入れする悪癖があります。
ダンブルドア校長の時とは違い、あくまで「なりきっている」前提なようです。
それでは相談してみましょう。
共感型の回答！
たしかにハグリッドは雑用係というか、忙しい時は物凄く大変そうです。
住んでいる小屋も物が多そうだし、ゴチャゴチャしてそうですよね。そもそも、片付けているイメージがない笑
アドバイス内容は概ねダンブルドア校長と同じです。
でも口調が違うから、よりフレンドリーに感じました。
ハグリッドにも相談に乗ってもらったお礼を伝えます。
ダンブルドア先生と同じように誕生日の予定を伝えました。
ピンクのケーキは作中でハグリッドがハリーに送ったバースデーケーキです。(これ、アイシングじゃなくてクリームかな？)
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| 引用：PR TIMES |
そしたら…
めちゃくちゃ喜んでくれています笑
えっ？荳ふくろうの誕生日に魔法生物くれるの？
いや、そこはお気持ちだけで…
誕生日に声を掛けられたら、百味ビーンズのゲロ味を食べて胃がもたれてしまったという仮病を使おう笑
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【スネイプ先生🙎】
ホグワーツ魔法魔術学校の教師。ハリーの父親であるジェームズ・ポッターとは犬猿の仲であり、ハリーに対して陰険な嫌がらせをします。しかし、一途な愛を持ったキャラクターでもあり、物語の鍵を握る重要人物でもあります。
ねちこい笑
でも、助言をくれようとしているだけイメージしているスネイプ先生より優しそうな気もします。
一人称は吾輩じゃないんですね。
これは英語原作をベースにしている可能性があるのかな？(「吾輩」は確か日本語訳版のオリジナルの一人称表現だった気がします)
ただAIなので再現度が低いだけの場合もあります。
さっそく相談をしてみます。
おっしゃるとおり！
情けないんです…生活空間を管理できないなんて自身で危機感を感じております。
話は逸れますが、先生からの当たりが結構強めなので、荳ふくろうはスリザリン生ではないのだと思います笑
(自分では職業面の判断ならレイブンクロー、性格判断ならハッフルパフだと思う)
アドバイスの続きを見ていきます。
おっしゃるとおり！AIに相談する暇あったら片付けしろって話ですよね笑
回答の方向性は他の先生と同じです。
言い方でだいぶ印象が違うものです。
やはり毎日の掃除は大事というのは分かりました…
嫌味を挟みながらも親身に相談に乗っていただいたのでお礼をしたいところですが、スリザリン寮生ではない荳ふくろうは鬱陶しがられるのが目に見えています。
代わりに先生の最愛の女性リリーさんのお墓にお花を供えることを伝えました。
あれ、今までより興味を持ってくれている？？
「勝手にしろ」で終わると思っていましたが、AIの「人の役に立ちたい」という思いが捨てきれないのか、それともスネイプ先生のリアルな思いなのか…。
作中のリリーさんの登場シーンは少なめですが、それでもAIはスネイプ先生の大切な人であることを、ちゃんと認識しているんですね。
前の先生方々同様ここで会話を切ろうと思いましたが、答えたい圧がひしひし感じられたので、会話を続けてあげることにしました。(何故か上から目線笑)
リリーさんの名前から百合の花は必ず出てくると思っていました。ですが、バラやスイートピーや忘れな草は頭にありませんでした。
忘れな草の花言葉は名の由来のとおり「私のことを忘れないで」です。
スネイプ先生の心情にもリンクしていて、原作設定じゃないにしろこれほどまでにリリーさんのことを想っていたAIスネイプ先生に胸が痛みます。
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| 引用：みんなの趣味の園芸 |
どんな花束なのか、Copilotにイラストも描いてもらいました。
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| ▲白いユリ、ピンクと薄紫のスイートピー、真っ赤なバラ、水色の忘れな草の花束(Copilot作) |
色鮮やかな美しい花束です。
しかも、指示は出していないけど色鉛筆画タッチなんですよ。
亡くなった人にも大切な人を亡くした人にも寄り添うような優しい色合いになる画材を選んだことに、AIの進化というか脅威すら感じます。
ちなみにCopilotの回答にはハリーポッター情報サイト「ポッターモア」のリンクが貼ってありますが、そこには百合の説明しかありません。忘れな草はAIのオリジナル解釈です。
魔法薬学で教鞭を取っていたスネイプ先生なら花言葉に詳しくても不思議ではないですし、リアリティある考えだと思います。
スネイプ先生の心の奥底の想いを花言葉に託すとは、AIの役者魂にほんの少し胸を打たれました。
うん？成長出来たのか？
これを読んで片付けとは関係ないけれど、祖父母へのお墓参りに行きたいなと、しんみりとした気持ちになりました。
■まとめ
AIにホグワーツ教員になりきってもらったら、
- 完璧ではないけれど、キャラの個性を出しながら回答してくれる
- どの先生でもアドバイスの内容は大体同じ
- 毎日短時間でもマメに掃除するしかない
「魔法のような便利な掃除法は存在しない」という結論にいたりました。
「毎日のコツコツ掃除が出来たら悩まないよー」とは思いますが、先生方に言われるとちょっと挑戦してみようかな？という気持ちになれる気がします。
内心「インセンディオ！🔥」みたいな火を出す呪文で全部燃やしちゃえ的な破天荒な回答が来ないかなと期待していた部分もありますが…まぁ、平和で良かったです笑
長文だから最後まで読んでくれた方がいるかわからないけれど、皆さんはどの先生のアドバイスが心に響きましたか？
荳ふくろうはAIダンブルドア校長が考案した
「謎の呪文儀式」
に挑戦してみようと思っています！
大の大人で想像したら、中々シュール…笑
この呪文が効果があったかどうか、気が向いたらまた結果をブログで報告します！
(他人に目標を宣言すると成功率が上がると聞いた)
ちょっとしたAIの活用方法。
この世界に魔法は存在しないけど、何気ない日常に物語のようなワクワクが少しでも広がればいいなと思います。
